穀物不使用

ドッグフードの適量は

可愛い愛犬を「夫よりもずっと愛おしいわ」という奥様方もいます。
家族、子ども同様にかわいがられているワンちゃんたちは幸せ者です。
でも、肥満にしてしまっては病気を引き起こすことも考えられますので、幸せとは言えません。
愛犬の健康を考え、末永く一緒に暮らしてくれることを考えることこそ、愛犬に幸せです。

肥満が多くなっていることを考えると、飼っている愛犬に適した量のドッグフードを与えたいのですが、その適量はワンちゃんの状態によって違ってきます。
まずはワンちゃんの1日に必要なカロリー数を把握する事が必要です。
このカロリー数は去勢、避妊していない場合と、去勢、避妊している場合、さらに高齢犬か子犬かによって分けることができます。

子犬は3.6×(30×体重+70)という計算式で求められます。
高齢犬は1.4×(30×体重+70)です。
去勢、避妊していない場合、1.8×(30×体重+70)、去勢、避妊している場合、1.6×(30×体重+70)です。
この計算式に当てはめると必要カロリー数が計算できます。
ただこの計算式は、「健康である事」が大前提です。
何かの病気を持っていたり、獣医師から減量を始動されているという場合には当てはまりません。
獣医師の指導に従ってください。

このカロリー数から次の計算式に当てはめて計算する事で、ドライフードの1日の必要量が計算できます。
計算式は100×(計算した必要エネルギー÷ドッグフード100g当りのカロリー数)です。
この計算式で出た必要量に沿って、1日のドッグフードの与える量がわかります。