穀物不使用

高齢犬にはウェットタイプのドッグフード向いている

長い時間一緒に生きてきた愛犬も高齢犬となったら食事、運動面など健康についてしっかり考えて上げなくてはなりません。
人は自分で健康のことについて、体のことについて考え、行動できますが、犬猫などのペットは健康面を自分で考え行動する事が出来ません。
高齢犬となったら、食事や運動面など様々な面で飼い主さんが配慮する必要があるのです。

歯が弱くなってしまったり、消化能力が落ちてしまうという事があるので、ドライタイプのドッグフードからウェットタイプのドッグフードを選択される飼い主さんも多いのですが、栄養面という事を考えると、注意が必要です。
ドライフードの場合栄養価が高く、犬に必要な栄養素がしっかり含まれていますが、ウェットタイプのドッグフードの場合、水分が多く、栄養価という面から見るとドライフードよりも劣るのです。

運動能力が衰え、食が細くなった高齢犬は、少しの量でも良質な栄養素が補給できるドッグフードが必要となります。
ウェットタイプのドッグフードと共に、ドライタイプのドッグフードをふやかしてあげるという事も行ってみてください。
ドッグフードをふやかすときに熱湯を入れてしまうと、必要な成分が熱によってダメになってしまうそうなので、水やぬるま湯でふやかしてあげてください。

かなり食が細くなってしまっている高齢犬の場合、シニア用のものよりも子犬用などの栄養価が高いドライフードをふやかしてあげる方が、消化も良く胃腸に負担をかけることもなく、栄養もしっかり摂取できます。
何が必要なのか、愛犬をしっかり観察し、良質なごはんを選んであげたいものです。