穀物不使用

魚を使用したドッグフードのメリット

犬は肉、猫は魚というイメージをお持ちの方が多いのですが、犬も猫も、肉類、魚類両方の動物性たんぱく質が必要です。
猫などは肉類に多く含まれるアラキドン酸の合成力がほとんどないので、肉類もしっかり摂取しないと健康被害が考えられるくらいです。

勿論犬もお肉が絶対に必要ですが、魚の栄養素も見逃せません。
タンパク質はもちろん、カルシウム、タウリン、ω-3系脂肪酸などが豊富です。
カルシウムは歯や骨を丈夫にしてくれますし、タウリンは胆石の予防、心臓疾患の予防などに役立ってくれます。
ω-3系の脂肪酸は、人の健康にとっても注目されているドコサヘキサエン酸やエイコタペンタエン酸などです。
ドコサヘキサエン酸は脳の発達、痴呆の予防など老化に深くかかわる栄養素ですし、エイコタペンタエン酸は血管の血栓予防、また抗炎症作用や高血圧予防にも効果的なので、現代に生きるワンちゃんには必須の栄養素なのです。

加齢のワンちゃんは消化能力が衰えてしまうので、魚を使用したドッグフードの方が体に優しいといわれます。
また犬も老化すると痴呆症状や目の異常など、様々な症状が出てきますので、それらの予防にも魚に含まれる栄養素が一役買ってくれるからです。
ドッグフードは肉類系と魚類系をうまく利用して、ワンちゃんの健康を考えていきたいものです。