穀物不使用

ふやかしたドッグフードはどのくらいの温かさで出す

ウェットタイプは時々、ドライフードは常食に、というドッグフードの利用が基本的な飼い主さんが多いと思いますが、ドライフードを与える時、基本的にふやかしたほうが犬にとっての消化を助けるというのはご存知でしょうか。
子犬や老犬はもちろん、成犬にあげる際にも、食べ物をすりつぶすことのできないワンちゃんには、ドッグフードをふやかしてあげることが望ましいのです。

ドッグフードのふやかし方ですが、水、若しくはぬるま湯でふやかします。
なぜ熱湯ではいけないのか?というと、ドッグフードの成分の中には、熱に弱い成分も含まれていますので、栄養素を破壊してしまう恐れがあるからです。
せっかくワンちゃんの健康を配慮した成分配合となっているのに、ふやかすために熱湯で成分を壊してしまっては意味がありません

湯冷まし、または水でふやかすのがベストです。
またワンちゃんはドッグフードを噛み砕くという習慣がないので、口に含んだものをそのまま飲み込んでしまう可能性があります。
そのため熱いままのドッグフードだとやけどの恐れもあります。
もし熱めのお湯でふやかすという際にも、必ず冷ましてから与えるようにしてください。

猫舌なんて言いますが、犬も猫舌です。
熱いものを熱いままに食べるとおいしいと感じるのは人間だけで、動物はそもそも熱いものを食べるという習慣はないのです。
1回であげるドッグフードの量はこちらに書いてある通りですが、愛犬が少しぽっちゃり気味になってきているなと感じたらドッグフードの量を減らしふやかしてあげましょう。
水分が含まれているので、ドライタイプで食べる時よりも少量でお腹いっぱいになります。
運動も大事になりますので、普段よりも少し長めにお散歩をしたりお家の中でも体を動かしてあげましょう。