穀物不使用

穀物不使用ドッグフードのメリット

愛するワンちゃんに与えるドッグフードですが、利用されている原料の半分が炭水化物、という事はご存知でしょうか。
商品として安く仕上げる事が出来るほか、穀類は加工しやすいのでドッグフードに多用されているのです。
でも本当に犬に必要な栄養素なのでしょうか。

犬はもともと肉食で、動物性たんぱく質を食べて生きてきた動物です。
今はペットとして飼いならされているため、穀類が配合されているドッグフードなどを食べていますが、野生で生きてきた犬は肉類を食べて栄養補給をしており、穀類は摂取していないのです。
つまり、犬は穀類を食べる動物ではなく動物性たんぱく質を食べて生きる動物なのです。

よく高たんぱくは腎臓によくないという事を聞きますが、犬に限ってはそのようなことはありません。
動物性たんぱく質を食べることによって代謝する際に、窒素が放出されるため、腎臓によくないという意見を見ますが、犬や猫はもともとこの窒素を尿によって排出させる機能を持っているのです。

犬の口、歯を見てもわかるように肉類をしっかり噛みちぎる事が出来るように短くとがった歯を持っており、細かくすりつぶすような歯は持っていません。
新鮮な肉を短くとがった歯でかみ切って飲みこむ、というのが本来の犬の食事です。
また穀類などの炭水化物を消化すること自体、犬は困難です。
そのため、動物性たんぱく質がたっぷりの穀物不使用のドッグフードは、犬にとって健康面から見ても、元来犬が補給したい栄養素から見ても、非常に優れた商品、という事がわかります。
ドッグフードにこだわる人は、主に使われている食材以外にも使用されている添加物についても注目しています。
多くのドッグフードには添加物が使用されていますが、使用されている量は商品ごとに違ってきます。
この添加物の中には有害物質とされている成分もあり、量が多すぎると愛犬の健康に害をもたらす可能性があると言われています。
実際に、過去に海外で添加物が多量に含まれたドッグフードによって多くのワンちゃんが命を落とす悲しい事件も起きました。
そのような悲痛な事件に愛犬を巻き込まないためにも、添加物が多量に含まれているドッグフードを避けましょう。
近年、愛犬家たちから支持されている商品の多くは添加物を使わないオーガニックフードというものです。
また、ドッグフードの値段についても知っておきましょう。